Aleppo, Idlib, Lattakia, Tartous3泊4日ツアー
地方支局現地踏査のためアレッポ、イドリブ、ラタキア、タルトゥースの4県を訪問。
アレッポ旧市街
アレッポはいつも短期滞在で、ゆっくり町を見て回る時間が取れない。唯一、町を見たのは、2001年にラタキアから鉄道調査のセミナーに来たときだけだ。その後、2回着ているが、何れも宿泊はしているものの素通り状態。今回は、旧市街から一歩で他場所のホテルに泊まり、旧市街のジャスミンで食事をしたのみになってしまった。いつか必ずアレッポの旧市街を歩いてみよう。
ラタキアの町、海岸のレストラン
2004年以来のアブ・サイードレストラン、ここの夕日は絶景です。
お腹の調子が悪く、せっかくの魚料理を満足に味わえなかった。スルタン・イブラヒムという小魚はとっても美味なのだ。
また、チャンスはあるだろう。
ラタキアの町もほとんど素通り、カジノというホテルが海岸沿いにオープンしていた。SOMARへは行ったが、例のロースト・チキンは食べず仕舞い。
2004年のときに既にフライオーバーやアンダーパスが出来上がっていたが、オートストラーダへ抜けるラウンドアバウトが立体交差化のフライオーバーが建設中だった。今年末には竣工しそうな様子だった。
ヤヒア再会
2001年にカウンターパートだったラタキア市役所の職員、ヤヒアに再会する。
まったく変わっていなかったが、私が白髪が増えたといわれてしまった。
そりゃそうだね。
9月には無償の関係で日本へ行くとのこと、では、次は東京で会おうと約束して別れた。
バニアスと発電所
ラタキアからダマスカスへ戻る途中、バニアスの発電所と石油精製工場へ立ち寄った。石油精製工場は、門まで、発電所は中まで入って、タービンを除いた。一基はリハビリ中で、4基の内、3期が稼働中。
初めてシリアへ来たときに、この発電所を訪問した。基本的に変わらない。
タルトゥース県庁(Tartous)
タルトゥース地方環境局へ立ち寄るため、県庁へ。2004年当時、建設中だった新県庁舎が竣工しており、その中に地方環境局が入居していた。しかし、地方環境局は別の新庁舎を建設中とのことで、あくまでもテンポラリーらしい。正面には、バッシャール・アサド大統領の肖像画、そして、国旗とバース党旗が掲げられいた。シリアの政府系建物の典型的な構えだ。外装内装とも、大理石張りの立派な建物、
クラック・デ・シュバリエ
十字軍の城、10世紀ごろの建造だという。シリアの主要な観光地の一つ、地中海からやや奥まった山の上にある。ここは、タルトゥース県ではなく、ホムス県になる。丁度、タルトゥースからホムスへ行く途中の左側の山の上に見える。あまりこのような観光地に立ち寄ることはないので、今回は、ラッキーでした。とにかく10世紀にと考えると想像が想像を呼び果てしなく想像してしまいそうだ。
ここには、2001年の春にもラタキアで仕事をしているときに、休日を利用して一度ここを訪れている。そのときは、春先だったので、野山に草花が咲き乱れ、すごく美しい景色だった。
窓口で交渉の末、ガイドしてくれることになった。駆け足でクラック・デ・シュバリエを見て回った。壮大さに圧倒されっぱなし。城の中にステージが設けられており、ここでコンサートが開催出来るようになっている。夏の夜のコンサート、さぞかし、素晴らしいことだろう。
クラック・デ・シュバリエの隣に、レストランがあり、ここでランチをとった。いつもの定番シリア料理、野菜とシシがとても美味しかった。
(Aug.24, 2006)