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Vehicles in Damascus ダマスカスの自動車事情

March 2004

2001年にシリアへ来たときにも顕著だったのが新しい車がかなり増えたこと。今回はタクシーが大幅に更新された せいか、かなりダマスカスの見栄えがよくなった印象。乗っていながらにして路面が見えるような20年以上前の車は少 なくなり、一方で、DACHIA、KIA、イラン製、インド製といった格安な車が増えた。イラン製の軽自動車のような小さな車がチョコマカ走っているのが新しい光景だ。また、自家用車も新車が増えている。韓国製をはじめSkoda、VW、Audi、Pugeauなどもよくみかけるようになった。その中でもSkodaはかなり売れている印象だ。

しかし、庶民の足セルビス(乗合タクシーの機能を持った路線ミニバス)は相変わらずディーゼルエンジンから 黒煙を撒き散らして走り回り、都心では交通混雑の要因の一つにもなっている。このセルビスほとんどが日本の中古車だったが最近は韓国製の中古も目立つ。しかし、これほど便利な交通機関 が機能していてはなかなか代替交通機関検討も苦慮していることだろう。CNGバスの話も聞こえてくるし、地下鉄や LRTの検討も行なわれたがプロジェクトを実施する資金がなくてはどうにもならない。

それから車が売れていることとセルビスの路線が増えたことなどから交通混雑は以前より悪化している印象だ。 内環状線の交差点改良が進み、ウマイーン交差点は先月2月に供用を開始したし、その他タワラトンネルは1年前に、 バプシャルキー近くのアンダーパスはそれ以前に、そして現在アバッシーン交差点のアンダーパスを工事している。 サウスバイパスもソフトオープンしたようだ。

この問題は土地利用計画と併せて抜本的な通過交通対策(ヒジャジトンネルなど)と新交通システムの導入などを 施さないと都心の交通混雑は解消しないことだろう。現在、各省庁がカファルスーセなどやや都心から離れた場所 に新庁舎を建設中であり、竣工後はこれまでの都心集中が若干解消されることを期待したい。

物持ちの良い国、シリアでは60年代の車でもまだまだ現役で走っている。

補足:

1)ダマスカスでは自動二輪車は規制があり政府系以外使用できない
2)乗用車はガソリン車のみ輸入可能
3)ガソリンは無鉛もあるが有鉛が多い。また、無鉛と有鉛の価格はほとんど差がない

 

ノスタルジックなダマスカスの自動車(1994年11月)

ダマスカスを歩いているとクラシックカーに相当するもう日本では走っていない年代の自動車を良く見かけた。町の佇まいと相まってなかなかの演出を醸しだしている。1994年当時、新車の輸入制限があり(2001年に緩和)、60年代、70年代の自動車が多く走っていた。それらは、また、時としてよくメンテされていた。ダマスカスはある種のクラッシックカー博物館のようだった。しかし関税緩和で、最近は、ダマスカスの風景も変わりつつある。 (Damscus, Nov.1994)

Chevrolet 1947 Citroen 1936
Chevrolet 1947 Citroen 1936