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ダマスカスとカシオン山

ダマスカスの北側に屏風のようにそそり立つカシオン山(1150m)、その山肌の中腹まで住宅が張り付いている。時間帯によって表情を変える。(2004年1月)

カシオン山, Mt.Kassioun

2004年1月、再びシリアに来た。はじめてシリアの地を踏んでから10年になり、なにかと縁のある国だ。ホテルは10年前と同じメリディアン・ダマスカスにチェックイン、そして、10年前と同じカシオン山が望めるウイング(823号室)に泊まった。部屋は希望した訳ではないが、カシオン山側をリクエストしたら偶然にも同じ部屋になった。


ベランダからは、カシオン山とその麓に広がるダマスカス市が一望できる。山側の住宅地が広がったような印象だ。それから、パラボラアンテナも数が増えている。

以前はもっと遠くまではっきり見えたようだが、今回はそうではない。自動車排ガスによる大気汚染が進んだのだろうか。


写真は雨の後なので比較的遠くがハッキリ見渡せ、カシオンも鮮明に望めた。朝日がそして夕日がカシオンを照らすと草木のほとんど生えていない山肌がオレンジ色に染まっていく。
何度来てもこの山はその時々の表情があってよい。

標高1150m

今回の出張からNikon D100を採用。

初めて殺人が行なわれたカシオン山

旧約聖書によれば、カシオンは初めて殺人が行なわれた場所である。

この山で、アダムとイブの息子カインは、弟アベルを殺した。 「アベルは羊を牧う者、カインは土を耕す者なりき」

カーテン越しにダマスカス

部屋からカーテン越しにカシオン山を望む。目の前にベランダよりカシオン山を望む、その2 ベランダよりカシオン山を望む、その3


モスクと正教教会

手前はモスク、その向こう右には正教会と、イスラム教徒とキリスト教が融合する都市、ダマスカス。

1月の花

アヤメかカキツバタか、この季節こんな花が部屋に生けられていた。どこからだろうか? 春を告げる花はスイセンだ、でも、それは3月だ。